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Jeff Beck(ジェフ・ベック)

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役割:
ジェフ・ベック(Jeff Beck)は、イギリス・サリー州出身のギタリスト。1965年にヤードバーズへ加入し、前任のエリック・クラプトンの後釜として注目を浴びる。
在籍期間は短いものの、「Shapes of Things」などでフィードバックやファズを積極的に取り入れ、後のハードロック/サイケデリックサウンドの先駆けとなった。

脱退後はジェフ・ベック・グループを結成し、ロッド・スチュワートらと共にブルースロックの重量感を押し上げる。さらに1970年代中盤以降はインストゥルメンタルへ傾倒し、『Blow by Blow』『Wired』でフュージョン/ジャズロックの金字塔を打ち立てた。

ピックを使わず指弾きを主体とし、ボリューム奏法、アーミング、ハーモニクスを組み合わせた極めて繊細かつ暴力的なダイナミクスが特徴。機材に依存せず「手」で音を作る数少ないギタリストであり、その表現力は同時代のギタリストの中でも異質な存在として評価されている。

Jeff Beck(ジェフ・ベック)の使用機材

Guitar

Fender Stratocaster(1954 / 1960s)

正式名称:Fender Stratocaster(1954 / 1960年代製)
使用時期:1970年代後半〜晩年
特徴:シンクロナイズドトレモロ/シングルコイル3基

エピソード
ベックの代名詞とも言えるメインギター。
特にトーンノブとボリュームを駆使し、ピックを使わずに指のみでニュアンスを作るスタイルはこのギターで確立された。

アーミングによるピッチコントロールと微細なビブラートは他の追随を許さず、「Where Were You」などでは人の声のような表現を実現している。

Fender Telecaster “Dragon”

正式名称:Fender Telecaster 1959
使用時期:1966年〜1969年初期
特徴:自らペイントしたドラゴン柄

エピソード
ジェフ・ベックから贈られたギターで、ヤードバーズ末期からLed Zeppelin初期にかけてのメイン機。

『Led Zeppelin I』のレコーディングで中心的に使用され、「Dazed and Confused」などの楽曲でそのサウンドが確認できる。

ペイジ自身が施したドラゴンペイントは非常に有名だが、後年塗装は剥がされている。

Gibson Les Paul Standard(1959)

正式名称:Gibson Les Paul Standard 1959
使用時期:1960年代後半(Jeff Beck Group期)
特徴:ハムバッカー搭載/太いサウンド

エピソード
ジェフ・ベック・グループ期に使用され、ブルースロックの重量感あるサウンドを形成。

当時のライブではマーシャルアンプと組み合わせ、後のハードロックに直結する分厚いトーンを生み出していた。

Jackson Soloist(Custom)

正式名称:Jackson Soloist(カスタムモデル)
使用時期:1980年代
特徴:ハイゲイン向け設計/フロイドローズ搭載

エピソード
1980年代の作品『Flash』期に使用。
シンセサウンドと融合したモダンなサウンドに対応するため、当時の最新スペックを備えたギターを採用した。

従来のヴィンテージ志向から一転、時代に合わせて機材を柔軟に変えるベックの姿勢が表れている。

Fender Jeff Beck Signature Stratocaster

正式名称:Fender Jeff Beck Signature Stratocaster
使用時期:1990年代〜
特徴:ノイズレスPU/ローラーナット/改良トレモロ

エピソード
本人の要求を反映して開発されたシグネチャーモデル。
チューニングの安定性やノイズ対策が徹底されており、ライブ環境での信頼性を重視した仕様となっている。

ベックの繊細なタッチをそのまま出力できるよう設計されている点が特徴。

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