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John Mayer(ジョン・メイヤー)

役割:
John Mayer(ジョン・メイヤー)は1977年アメリカ・コネチカット州出身のシンガーソングライター/ギタリスト。2001年にメジャーデビューして以降、『Room for Squares』『Continuum』などのアルバムで高い評価を受け、グラミー賞を含む多数の音楽賞を受賞。 卓越したギタープレイとソングライティングを両立する数少ないアーティストの一人であり、ブルース、ポップ、R&B、カントリーなどジャンルを超えたスタイルを確立。
2000年代にはエリック・クラプトンやBBキングとの共演も果たし、現代ブルース・ギターの担い手としても評価されている。

ギターに関してはFenderとの契約・シグネチャーモデル開発を経て、2018年からはPRS(Paul Reed Smith)と共に自身の理想を反映した「Silver Sky」を開発。演奏スタイルとサウンドメイキングの両面で、ミュージシャンの間でも大きな影響力を持つ存在である。

John Mayer(ジョン・メイヤー)の使用機材

Guitar

Fender Custom Shop John Mayer Signature Stratocaster

使用時期: 2005年〜2014年頃
詳細:
Fenderとのコラボにより製作された初のシグネチャー・ストラトキャスター。ジョン本人が設計に深く関与し、中域を抑えた「Big Dipper」ピックアップを搭載。代表作『Continuum』(2006年)でそのトーンを確立。
ピックアップの中抜けしたクリーントーンは、のちのPRS Silver Skyにも受け継がれている。

PRS Silver Sky John Mayer Signature

使用時期: 2018年〜現在​

詳細: PRSと共同で開発した現行のメインギター。見た目はストラトキャスターに似ているが、メイヤーの求める理想の仕様が詰まっている。ピックアップは特注の「635JM」、グリップ感・フレット間のテンション感など、細部にわたり設計された。
Dead & Companyでのライブやソロ活動など、近年のステージではほぼすべてこのモデルを使用。

Martin OM-28JM John Mayer Signature

使用時期: 2003年〜現在(アコースティックセット)

詳細: Martinと開発したアコースティック・シグネチャー・モデル。クラシックなOMシェイプに、ジョンの指定による装飾・ネックプロファイルが採用されている。
『Room for Squares』以降のアコースティック楽曲で主に使用され、「Stop This Train」「Daughters」などでのパフォーマンスで印象的なサウンドを聴かせている。

Duesenberg Starplayer TV

使用時期: 2010年前後(セッション/一部ライブ)

詳細: セミホロウ構造でジャズやブルースに向いた甘いトーンが特徴。ソロ公演やテレビ出演(例:Letterman出演時)で使用された。
ストラトでは出しづらい“アナログ感”を求めるシーンで選ばれることがある。

Fender “SRV Number One” Tribute Stratocaster

使用時期: 2000年代初期〜中期

詳細: Stevie Ray Vaughanへの敬意を表して入手した本人所有のカスタムモデル。「Gravity」や「Out of My Mind」など、ブルース寄りの演奏で使用されることがあった。
メイヤー自身がSRVのファンであり、その影響がストラトのプレイスタイルにも色濃く表れている。

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