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Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)

役割:
米国・ワシントン州シアトル出身(1942年11月27日生〜1970年9月18日没)のギタリスト/シンガー。
1960年代後半、バンド The Jimi Hendrix Experience を率い、「Purple Haze」「Voodoo Child」「All Along the Watchtower」などで革新的なギター表現を示した。
彼の左利きギター・逆さストラトによる演奏スタイル、サウンドの実験性、そしてステージでの火・アーミング演出は、ロックギター史において「革命的」と位置づけられている。

Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の使用機材

Guitar

Fender Stratocaster 1968 “Woodstock”(1968年製 白)

正式名称:Fender Stratocaster 1968年製(シリアル約 240981)
使用時期:1968年末〜1969年ツアー/1969年8月の Woodstock Music & Art Fair にて使用
仕様・特徴:白(オリンピックホワイト)フィニッシュ、逆さ掛け/左利き用仕様に改造された可能性あり。メイプルまたはローズウッド指板の可能性あり。
エピソード:Woodstockでのパフォーマンスにてこのギターが映像・写真に象徴的に登場し、「Hendrix=白ストラト」といったイメージを決定づけたモデル。

Gibson Flying V(1967年製/黒)

Gibson Flying V(1967年製/黒)
正式名称:Gibson Flying V(1967年製 左利き仕様含む)
使用時期:1967年〜1969年頃(ブルース寄り・ライブ使用)
仕様・特徴:V字ボディ形状。黒(または黒系カスタムペイント)仕上げで、ブルージーな側面を引き出すために好まれた。
エピソード:「Red House」や「Voodoo Child」録音時に使用された可能性がある。ブルース・ギターとしての一面を補完。

Gibson SG Custom(1960年代後半)

Gibson SG Custom(1960年代後半)
正式名称:Gibson SG Custom(1967年製など)
使用時期:1969年頃(TV番組出演・セッション時)
仕様・特徴:マホガニーボディ・ネック。3ハムバッカー構成の個体もあり、白(ポラリスホワイト)などでカスタムされている。
エピソード:1969年9月9日「ディック・カヴェット・ショー」にてこのモデルを演奏していたとされ、ギブソン・カスタムショップからリイシューも出ている。

Gibson Les Paul Custom(1950s/例:1955年製)

正式名称:Gibson Les Paul Custom(1950年代製)
使用時期:1968年頃に一部使用(録音・ライブ)
仕様・特徴:Bigsbyテイルピース装備のモデルあり。P‑90ピックアップへの交換が確認されている個体も。
エピソード:「Fillmore East」(1968年5月10日)やマイアミ・ポップ・フェスティバル(1968年5月18日)で使用された記録あり。

Fender Jazzmaster(初期/Curtis Knight時代など)

正式名称:Fender Jazzmaster(1960年代初期)
使用時期:プロ活動初期(Curtis Knight&The Squires時代)
仕様・特徴:ジャガー系と並ぶフェンダーのモデル。白黒写真で使用記録が残る。詳細な仕様は個体による。
エピソード:プロ活動を始めた初期に用いられたモデルで、まだストラト中心ではない時期の証左とされる。

Gretsch Corvette(1962年頃)

正式名称:Gretsch Corvette(1962年製頃)
使用時期:スタジオセッションで一時期使用されたとされるギター
仕様・特徴:ジャズ/ポップ系のセミホロウボディ。ヘンドリックスが主に使ったモデルとは異なるが、希少使用例として言及されている。
エピソード:セッション用途として短期間用いられたという記述があり、ライブ・メイン機材ではない。

Effector

Maestro FZ‑1 Fuzz‑Tone

1966年~使用開始のドイツ製ゲルマニウム・ファズペダル。 、「Love or Confusion」などの録音で登場。ワウと組み合わせて大胆な歪みサウンドを構築。

Octavia

1967年頃〜。「Purple Haze」のソロ録音に使用。高音のオクターブを加えることで、他に類を見ないギター・サウンドを確立。ヘンドリックス自身が「Octavio」と呼称した。

Uni‑Vibe

1968年〜ライブ・録音で使用。「Machine Gun」「Star Spangled Banner」ほかで効果的に使用。フィルモア東公演やウッドストックで、独特の揺らぎ・空間表現を伴ったギタートーンがこのペダルによるものとされる。

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